はじめに

今回紹介する映画は、恋愛?家族?そんな物語。
別れても好きな人、離れていても忘れられない人、人の心が信じられない人。
彼らはどんな事を考え感じるのでしょうか。
家族とは何か 恋愛とはどういうものなのか。

「ハッピーエンドが書けるまで」

あらすじ

2年前に離婚した作家ビルと息子のラスティが自宅で感謝祭の料理をしていると娘のサマンサが訪ねて来る。
3人で食事をしているとサマンサが処女作が発売される事を2人に伝える。

父親は喜ぶも自分が校正したものではない別の作品だと聞かされると驚き怒りだし外へ出て行ってしまう。

ラスティは食事を切り上げ母親の自宅へ食事をしに向かい、サマンサは海辺で父親ビルと話をする事に。
ラスティは母親の恋人に父親を変人扱いされ怒り、サマンサは父親の別れて2年も経つのに妻が帰ってくると信じていることに怒りを感じていた。

感想

恋愛というより家族の関係の方が強く感じましたね。
薬物もあったけどさらっと流された感じです。

良い点
・それぞれの視点
妻を待ち続ける作家のビル。
恋に臆病で好きな子に告白できない息子ラスティ。
両親の離婚で愛を信じられない娘サマンサ。
3人の視点で構成されていて面白かった。

・2人の子供の成長
彼女が覚せい剤を使っているのを目撃し、
ショックを受けるも彼女への想いと向き合い支えるラスティ。
話しかけて来た男性の人となりを知り付き合い始め変わり始めるサマンサ。
恋愛を通して2人の変化が見どころの1つです。


悪い点
・エピソード不足
それぞれの視点 が仇となった形ですね。
恋愛、家族、薬物中毒どこを取っても薄い。
ひとりに割くエピソードが薄くなってしまった感じです。

総評
エピソードがもっと濃ければ良かったんですが、薄さを感じるも3人の変化が楽しめる映画かと思います。

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ハッピーエンドが書けるまで (吹替版)